不動産管理に応用できる理論
カテゴリ: 不動産投資
「割れ窓理論」というアメリカの博士が提唱している理論があります。
建物やビルの窓ガラスが割られていて、そのまま放置しておくと、外部から
その建物の管理は甘いと認識され、割られるガラスが増える。
その結果、建物やビル全体が荒廃し、それはさらに地域全体が荒れていくという理論です。
「割れ窓理論」は、たった1枚の割れ窓の放置から起きる荒廃の始まりで、街は荒れ、
無秩序状態となって犯罪は多発し、地域共同体を作っていた住民は街から逃げ出し、
街が崩壊すると指摘しているのです。
ニューヨーク市は1980年代からアメリカ有数の犯罪多発都市となっていたのですが、
1994年に検事出身のルドルフ・受理あーにが治安回復を公約に市長に当選して以来、
この理論を応用しての治安対策に乗り出しました。
その結果、ニューヨークのイメージは変わり、落書きで有名な地下鉄は、いまでは綺麗な
車体で、安全なのりものとしてニューヨーク市民の足になっているのです。
日本でも、北海道で割れ窓理論を採用したことがあります。
北海道最大の歓楽街、ススキノで駐車違反を徹底的に取り締まることで、路上駐車が
対策前に比べて3分の1以下に減少し、地域ボランティアとの協力による街頭パトロール
などの強化により、2年間で犯罪を15%減少させることができるという成果がありました。
この法則は、不動産運営管理にそのまま当てはまるのではないでしょうか。
常日頃から、きちんとした運営管理をしれいれば、ある意味さほど重要でない些細な
ことにも気がつきます。
いかに、日ごろからの運営管理が大切かを示しています。
